決勝トーナメント5-8位決定戦[日本 59-62 カナダ]追い上げむなしく惜敗。最終戦は7位を懸けてマリと対戦
「FIBA U19 女子バスケットボールワールドカップ2019」は全ての順位を決めるため、トーナメントで敗れても試合は続きます。日本は5-8位決定戦にまわり、カナダと対戦。今大会初先発を任された#0奥山理々嘉選手 (JX-ENEOSサンフラワーズ)の3Pシュートを皮切りに、10-3と好スタートを切ります。しかし、第2クォーターに逆転を許すとそのままカナダペースで試合が進みます。日本は8点しか挙げられず、24-31と7点を追いかけて後半へ向かいます。
日本は高さあるカナダに対してリバウンドで粘り、少しずつ点差を詰めていきます。第3クォーターの最後に#23池田沙紀選手 (筑波大学 1年)が3Pシュートを決め、45-49と4点差に迫り、ラストクォーターを迎えます。開始2分を過ぎ、#1竹原レイラ選手 (三菱電機 コアラーズ)がリバウンドでつなぎ、#23池田選手が得点を決め、53-53と同点に追いつきます。さらに、#6石牧葵選手 (愛知学泉大学 1年)の3Pシュートで逆転に成功します。しかし、ふたたびカナダにリードを許したあとは追いつくことができないまま試合終了。残念ながら59-62で惜しくも敗れました。
最終戦は7位を懸けてマリと対戦します。今年のU19ワールドカップはマリ旋風が吹き荒れています。今月初旬に行われた男子U19ワールドカップではマリが準優勝し、大きく躍進しました。女子チームは予選リーグで3連敗したあと、グループA1位通過したラトビアに67-34と完勝し、初のベスト8入りを決めます。その後はオーストラリアと中国に敗れるも、競った試合をしており油断できません。最後は勝利し、笑って終わるためにも、もう一度走るだけです。
■決勝トーナメント 5-8位決定戦
日本時間7月28日(日)14:15 日本vsマリ