決勝トーナメント7位決定戦[日本 62-65 マリ]最終戦を飾れず8位で大会終了
「FIBA U19 女子バスケットボールワールドカップ2019」最終戦はマリと7位を懸けて対戦。立ち上がりから9-0と日本ペースで試合が進みます。第1クォーターに24点を挙げた日本でしたが、続く第2クォーターは相手の高さに阻まれ、開始5分には27-28と逆転を許します。そこからシーソーゲームとなり、34-32と辛うじてリードし、前半を終えます。
後半も高さを生かしたマリの勢いに押され、すぐさまリードを奪われます。日本の攻撃は単発に終わり、リバウンドからセカンドチャンスを決められ、第3クォーター終了時には43ー51と8点のビハインドを背負います。しかし日本も諦めずに追い上げ、残り2分、#0奥山理々嘉選手 (JX-ENEOSサンフラワーズ)が3Pシュートを決め、57-57同点に追いつきます。さらに、#9石原柚香選手 (愛知学泉大学 2年)の3Pシュートで60-59とついに逆転します。
しかし、続くディフェンスではリバウンドを獲られて失点し、マリにリードを奪われます。3Pシュートで逆転を目指す日本でしたが決まらず、万事休す。62-65で敗れ、最終戦を飾ることはできませんでした。この結果により、日本は8位で全日程を終えました。
準々決勝でのベルギー戦に敗れてから3連敗となり、悔しい結果となりました。それでも選手たちは、世界レベルを肌で感じることができ、これから何をすべきかが明確になったはずです。萩原美樹子ヘッドコーチは常に「U19日本代表の次のカテゴリーは日本代表」と伝え、来年に迫ったオリンピックメンバーも狙える世代です。Wリーグのルーキーとして、または大学バスケでさらに成長し、トップである女子日本代表に選考されることを期待しています。
■FIBA U19女子バスケットボールワールドカップ2019 最終結果
優勝:アメリカ
2位:オーストラリア
3位:スペイン
4位:ベルギー
5位:中国
6位:カナダ
7位:マリ
8位:日本
9位:韓国
10位:ハンガリー
11位:コロンビア
12位:アルゼンチン
13位:ドイツ
14位:ラトビア
15位:モザンビーク
16位:タイ